昨日の大会の閉会式で感謝状をいただいた。「感謝状を今回は吉岡直子さんに」というのは事前に受け取った台本に書いてあって、えー！わざわざ？私に？ぐらいにしか思っていなくて。
歴代の感謝状贈呈者もプログラムに名前が載っていて、大体、空手関係の方。私・・・でいいのかな？でもありがたいなと。
錬心舘広島地区本部の司会業務は2015年からスタート。以前務めていた方が広島を離れることになり、他にいないか？とFM東広島に依頼があって私に回ってきた。それ以来、大会や演武会など、何かあるときは声をかけてくださり、続けて依頼されることで私も自信をもらってきた。だから感謝したいのはこちら側。
表彰なんて慣れてないし、感謝状なんて、高校の卒業式の前日に「献血してくれてありがとう」の感謝状を受け取って以来。礼のタイミング、受け取り方を一通り聞いたけど、できるかな？ステージの上をちゃんと歩けるかな？大丈夫？？私？？？？
そんなことをちょこちょこ考えている間に出番が。いっぱい表彰された中の一番最後。ちゃんと歩いて礼をして、バッチリだ、私って思っていたんだけど、感謝状を読み上げてくれているときに泣きそうになってしまった。
どの業務の最後にも、みなさん「今日はありがとうね」とか「助かったよ」とか言ってくれて。反省点は毎回あるし、その言葉はお世辞かもしれないけど、すごく嬉しい。
いつも完璧ではないし、もっとうまい人がいる中で私を使ってくれて、こちらこそありがとうの気持ちでいっぱいなのに、こんな素敵な賞を、たくさんの人たちの前で受け取れる私はなんて幸せなんだろうと。
私の好きな言葉に、やなせたかしさんの「人生は喜ばせごっこ」という言葉がある。私の業務のひとつが誰かの役に立って、それで喜んでくれる人がいるなら、こんなに嬉しいことはない。ただ、ここで泣いたら恥ずかしいので、一生懸命我慢。
感謝状と名前入りの盾もいただいて。さぁ、どこに飾ろうか。すごく嬉しいプレゼント。ありがとうございました。
